G.I.A G.G.による婚約指輪の選び方
- JEWEL.I

- 2020年8月19日
- 読了時間: 3分
更新日:10月18日

ダイヤモンドを婚約指輪(エンゲージリング)に選びたいけど、どのようにすればよいのかわからないという方にどのようなダイヤモンドを選べば良いか、鑑定士であるTAK氏にアドバイスを伺ってみました。この道半世紀(50年)なので、間違いはありません。どうぞ、ご安心を。
〔ダイヤモンドについて〕
ダイヤモンドを購入するにあたって1番大切なことは思い入れ(信用)です。
一生、愛用するわけですから、ダイヤモンドの品質にはこだわった方が良いと思います。
ダイヤモンドのグレードは、カラット、カラー、クラリティ、カットの評価で行われています。
◎カラットの重量 (carat, weight)
略字ではct。宝石の重さを表す単位で、1カラットは、0,2gです。
◎カラーの等級 (color grade)
ダイヤモンドのカラー評価は、無色なものをDカラーとし、以下E F G H....Zまで分別評価します。
ホワイト(無色)と言われている、Hカラー以上であれば良いと思います。
又、ピンク、ブルーパープル、グリーン、オレンジ等の色をもった様々な色調を帯びたファンシーカラーダイヤモンドというダイヤモンドもございます。
◎クラリティの等級 (clarity grade)G.G(専門家)が10倍に拡大して検査し、インクルージョン(包有物)の有無、位置、大きさ、数、色を総合的に判断して、クラリティ(明澄度)の評価をします。
評価は、フローレス (FL), IF, VVS1, VVS2, VS1, VS2, SI1, SI2, I1, I2, I3となり、肉眼で見えるのはIクラスなので、SIクラス以上であれば良いと思います。
無キズのものは、なかなかありません。
◎カットの評価 (Cut grade) proportion & finish
ダイヤモンドのプロポーションとフィニッシュ(研磨の仕上げ)をもとに評価します。
EXCELLENT(エクセレント), VERY GOOD(ベリーグッド), GOOD(グッド), FAIR(フェア), POOR(プアー)の5段階に等級付けします。輝きの良いものは、GOOD以上です。
天然ダイヤモンドの品質を保証し4C (Carat, Color, Clarity, Cut)を記載した鑑定書を重視したいです。
何が一番と言っても、人によって異なります。最高に輝いて無キズで無色透明となれば、おのずと高価なものになります。
予算内で何を重要視するのかが問題です。
色はホワイト(H以上)で、肉眼でキズが見えないSIクラス、又、カットもGOOD以上であれば十分輝いています。
私共では、最高品質のダイヤモンドから、色々なものを手配することが出来ます。
御希望によってその手配したダイヤモンドを使用したオーダーも承っております。
又、御母上様のものをリフォームして活用なさる方もおみえです。
ダイヤモンドは永遠の輝きを保ち、あなたの愛のメモリーを作り上げます。
Text by TAK
Edit by Iso

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当店一押しの天然ピンクダイヤモンド入りのエンゲージリングです(完売しました)
トップの写真は、プラチナのリングとブラウンダイヤモンドです。